一人につき一台のケータイが一般的になっている今、ほんの10数年前とは通信ツールが驚くほど変わってしまいました。
勿論便利になっていい面もたくさんございますけれど、逆にマイナス面もあるように感じます。
■「約束」はどこに行ってしまったのか!?
携帯電話が居るのと無いのでは、「待ち合わせ」と言う概念が大きく異なってきます。
一昔前までならば、「○時に△△でね」と約束したら、それをちゃんと守らないと相手と会えませんでしたよね。遅刻する場合、向こうがすでに家を出ていたらもはや連絡するすべは無く、どうにか遅刻を最小限にしなければと、皆トライしたものです。
そこがいまでは、ケータイが居るせいで遅刻し放題。「ごめーん、○分遅刻するから!」と、手軽に相手へ連絡ができる事で、待ち合わせという意味そのものさえもなくなってきた感があります。
緊急時の連絡がしやすいと言う点では、とっても便利なのは確かです。さらに昔なら、電報が使われていました。
ですが「約束を守る」と言う認識が人びとの間でうすれてきているというのは事実だと思われます。
■「待機する」ことが苦手になった!?
併せて、人びとはケータイの普及により「待つ」ことも苦手になってきたかもしれないです。
これまた何年か前なら、何度家の電話にかけても相手が出てくれないとき、ぴりぴりしながらも「待機する」しかなかったのです。
ですがケータイがあれば、いつでもどこでも連絡がとれると思い、少し通じなかっただけで「どうして出てくれないの!?」と怒る人も。365日24時間、自由に相手とつながっている幻想に陥るんですね。
ケータイは便利ですけれど、「約束」ですとか「待機する事」は今一度見直すべきことなのではないかな?と考えるのです。